社会を構成するのは人、人をかたちづくるのは食。
「食」をめぐる世界の文化を比較すれば
世界の国も社会もみえてくる――。
ガンボ、モーダック、マルクール、ツォク、カプツェ、タロイモ、パンノキ、おやき、へしこ、かぶらずし、しみ餅、くちこ、ナマズの蒲焼き……
みなさんはこれらの食のなかで、いくつを食べたことがありますか?
食には各地の風土と歴史、そして人びとの想いがつまっています。
世界と日本の文化を考えるうえで、食は恰好の入り口と言えます。
本書では、ドイツ、アメリカ、チベット、ミクロネシア、インド、中国、韓国、アフリカなど、世界の国と地域および日本の食材と食70種以上をとりあげて比較。
「食」をめぐる文化の共通性を、座談会と論考をとおして考えます。
●編者
山田孝子(京都大学名誉教授/金沢星稜大学人文学部教授)
小西賢吾(金沢星稜大学教養教育部講師)
●ISBN 978-4-909151-02-5
●A5判、本文144ページ、並製本、カバー装
『食からみる世界』
¥1,000価格
A5判 本文144ページ
ISBN 978-4-909151-02-5